2014年 11月 14日
2014年11月14日(金)、ブールの古酒とトゥルムベルク2013年 |
しばらく古い甘口を開けてなかったので久々に開けることにしました。駐在初期に買い込んだものの、その後ほとんど飲まなくなってしまったワイン達です。飲まずにどんどんイカれてしまっては勿体無いから、という変な理由が半分です。
デザートワインとして飲むか、お茶の時間にそれだけ楽しめばよいのでしょうが、我が家ではそういう機会がないので食前酒として飲むようにしています。時々、食後にも続けて楽しみます。
写真は、そのあとの食中酒といっしょに撮ってしまいました。
今回の「食前酒」は1997年ブールの「ペヒシュタイン」、1997年シュペートレーゼ、ハルプトロッケン。
17年前のワイン、古酒とは呼ばないのかもしれませんが、我が家の在庫の中では最古参に近いです。キャップシールの状態がとてもきれいです。これをめくって更に驚き。コルクにカビの類が全然ついていません。コルク抜きを刺して、少し引っ張ったら、コルクがやや乾いた感じで、一瞬「やっぱり粉コルクが千切れてうまく抜けないかな?」との感触でしたが、意外なことに(?)、そのまま普通にきれいに抜けてくれました。いいコルク使ってるのかな?
抜栓の瞬間に、シェリーっぽい香り。まあ予想通りとも言えます。色はかなり褐色がかっていて、これも予想通りといえば予想通り。
グラスからの香りは、熟成の進んだ甘口リースリング+シェリーの香りですが、後者はそんなに強くはありません。思いのほか、酸化がさほど激しく進んでいないようです。これもコルクの状態がよかったからか。
口に含むと、甘みかなり控えめで、逆にアルコール強めに感じます。確かに、これは甘口ではなくてハルプトロッケンでした。表示によると11.5%。
これなら食中酒としても飲める感じで、おつまみがわりの前菜やパンと一緒に、もうしばらくコレをいただきました。
そのあと、本日の食中酒として用意したワインに移行。
Weilさんの1級畑「トゥルムベルク」の2013年、先週日曜日に2ヶ月振りにブドウ散歩に行ったところのワイン。
このところ「ヴァイルらしくない渋み」を感じるワインが続いたので、これが共通傾向なのかどうか。。。
このワインに関しては、とってもクリーンで、以前からのヴァイルさんのワインそのもの。我が家の好みです。
半年待ったのがよかったか、最初に程よい若い香りがしたのに続き、しっかりした液質の濃い辛口リースリングの味。結構な甘みを感じますが、残糖というよりは、ブドウのいろいろなエキス分の甘みという感じ。
格付けとしてはGGではなくてその1つ下の「1級」ですが、内容の濃さは十分GG級に匹敵する感じです。もっとも、お値段も「安めのGG」相当なので、特にコスパが高いとはいえませんが。。。
総じて、満足度の高いワインでした。買い足しちゃおうかな。。。(まだ残っていれば、ですが)
デザートワインとして飲むか、お茶の時間にそれだけ楽しめばよいのでしょうが、我が家ではそういう機会がないので食前酒として飲むようにしています。時々、食後にも続けて楽しみます。
写真は、そのあとの食中酒といっしょに撮ってしまいました。
今回の「食前酒」は1997年ブールの「ペヒシュタイン」、1997年シュペートレーゼ、ハルプトロッケン。
17年前のワイン、古酒とは呼ばないのかもしれませんが、我が家の在庫の中では最古参に近いです。キャップシールの状態がとてもきれいです。これをめくって更に驚き。コルクにカビの類が全然ついていません。コルク抜きを刺して、少し引っ張ったら、コルクがやや乾いた感じで、一瞬「やっぱり粉コルクが千切れてうまく抜けないかな?」との感触でしたが、意外なことに(?)、そのまま普通にきれいに抜けてくれました。いいコルク使ってるのかな?
抜栓の瞬間に、シェリーっぽい香り。まあ予想通りとも言えます。色はかなり褐色がかっていて、これも予想通りといえば予想通り。
グラスからの香りは、熟成の進んだ甘口リースリング+シェリーの香りですが、後者はそんなに強くはありません。思いのほか、酸化がさほど激しく進んでいないようです。これもコルクの状態がよかったからか。
口に含むと、甘みかなり控えめで、逆にアルコール強めに感じます。確かに、これは甘口ではなくてハルプトロッケンでした。表示によると11.5%。
これなら食中酒としても飲める感じで、おつまみがわりの前菜やパンと一緒に、もうしばらくコレをいただきました。
そのあと、本日の食中酒として用意したワインに移行。
Weilさんの1級畑「トゥルムベルク」の2013年、先週日曜日に2ヶ月振りにブドウ散歩に行ったところのワイン。
このところ「ヴァイルらしくない渋み」を感じるワインが続いたので、これが共通傾向なのかどうか。。。
このワインに関しては、とってもクリーンで、以前からのヴァイルさんのワインそのもの。我が家の好みです。
半年待ったのがよかったか、最初に程よい若い香りがしたのに続き、しっかりした液質の濃い辛口リースリングの味。結構な甘みを感じますが、残糖というよりは、ブドウのいろいろなエキス分の甘みという感じ。
格付けとしてはGGではなくてその1つ下の「1級」ですが、内容の濃さは十分GG級に匹敵する感じです。もっとも、お値段も「安めのGG」相当なので、特にコスパが高いとはいえませんが。。。
総じて、満足度の高いワインでした。買い足しちゃおうかな。。。(まだ残っていれば、ですが)
by budou-no-sato
| 2014-11-14 07:03