2014年 01月 09日
2014年1月4日(土)~9日(木)、休暇先ではスイスのワイン |
正月明けのスキー休暇の行き先は、スイスのサースフェー(Saas-Fee)。ドイツ語圏ですが「ザースフェー」とは濁らないそうです。
実は2007年に約10年ぶりの復活スキーに来たのがこの場所でして、スキー場の地形と雪質が良い(設備はちょっと古いですが)のと、ホテルの雰囲気がとっても気に入ったので毎年同じところに通っています。
大昔は「晩ごはん付き宿泊」はなんとなく好みじゃなかったのですが、子連れで、しかも冬ともなると、泊っているところ席の心配しないでご飯が食べられるのは絶大な魅力です。お値段も、外のレストランで同じようなもの食べるよりは安めです。
このホテルは、レストランとしても営業していて、外から食事に来る人たちも結構います。そして、ワインリストは地元ワインが中心。更にメニューには「本日のお勧めワイン」が記載されています。
スイスのワイン、物価も人件費も高いところで作っているので、純粋にワインとして評価するとコスパはいまいちなのでしょう。ですが、「旅行先では土地のもの」が我が家のモットーで、ましてスイスのワインなどスイス以外では目にすることも珍しいものですから、我が家はほぼ連日この「本日のお勧め」に従います。
到着日、1月4日(土)のワインはこちら。
「Salguenen」が村の名前だというのは、いまGoogle Mapで検索してみてはじめて知りました。有名なスキーリゾート、クラン=モンタナのそば。
「Dole」というのが一般的な銘柄名のようですが、、、検索しても出てきません。ワイン法上のAOCは「ヴァリス州」のようです。この州の東半分(サースフェーが属する)はドイツ語圏ですが、ブドウをいっぱい作っているのは主に西の方で、フランス語圏です。裏ラベルは一応仏独両方かかれています。
軽くて、ほとんど渋みを感じない、とっても飲みやすい赤ワインです。
1月5日(日)のワインはこちら。
なんとリースリング! このホテルのリストにリースリングは無いと思い込んでいましたが、よくみたら1つだけありました。それもサースフェーの入山口、Vispの生産者らしいです。こういうのを見てしまうと、とにかく話の種にと、飲んでみたくなりました。この日が唯一、「本日のワイン」ではないものを注文した日。
辛口とはいうものの、Feinherbくらいの残糖感。あっさりしていますが、でもちゃんとリースリングの香りと味がします。裏ラベルの写真を撮ろうと思ったら、ありませんでした。州名AOCらしいことは表ラベルに小さく記載。
1月6日(月)のワインはこちら。
「Gamaret」がブドウ品種名で、これは「ガメイ」(赤)と「Reichensteiner」(白)の交配でできた品種で少量しか作られていない、とリスト(末尾に掲載)に書いているのにあとから気がつきました。初日のワインにくらべると力強い系です。
1月7日(火)のワインはこちら。
この日の宿泊者晩ごはんメニューは「中華風フォンデュ」です。アジア人にとってはとくに中華風とは思いませんが、、、
チーズフォンデュはチーズを溶かした鍋にパンの小片をつけて食べます。ミーとフォンデュは肉の角切りを油の鍋で暖めて食べます。油のかわりにスープストックで肉、魚、海老などをゆでて食べるやつも、スイスの観光地ではちょくちょく見かけ、「フォンデュ中華風」と名づけています。ここのホテルに1週間泊ると1度は出てくるようです。料理人の休養日ではないかと勝手に想像しています。
このメニューの日のお勧めワインがロゼというのは、各種の肉、魚、海老全部食べるからでしょうか。何度も飲んでいるワインですが、はじめて裏ラベルを真面目に読みました。ブドウ品種はピノ=ノワールなんですね。飲んでいて気がつかないのもお恥ずかしい話ですが。。。
1月8日(水)のワイン。
この日のお勧めは「ファンダン」(Fendant)、スイスで一番良く見かける普通の白ワインです。ブドウ品種は「シャスラー」ですが、実はドイツの「グートエーデル」(マイナーな品種ですが)と同じモノ、というのをワインライター岩本順子さんの記事で読みました。
1月9日(木)、最終日のワイン。
これも「本日のお勧め」です。お勧めワインとしてはお値段ちょっと高め。どういうワインなのかとリストの解説を見ました。
ふむふむ、アオスタ渓谷(アルプスを越えたイタリア側)が原産の品種で、今はスイスのごく一部で少量だけ作られている「忘れられた品種」と。こういう文句に弱い私は、迷わずにコレを注文しました。結構しっかりしたワインだった記憶があります。
、、、、、というわけで、スキーとスイスワイン三昧の1週間でした。
実は2007年に約10年ぶりの復活スキーに来たのがこの場所でして、スキー場の地形と雪質が良い(設備はちょっと古いですが)のと、ホテルの雰囲気がとっても気に入ったので毎年同じところに通っています。
大昔は「晩ごはん付き宿泊」はなんとなく好みじゃなかったのですが、子連れで、しかも冬ともなると、泊っているところ席の心配しないでご飯が食べられるのは絶大な魅力です。お値段も、外のレストランで同じようなもの食べるよりは安めです。
このホテルは、レストランとしても営業していて、外から食事に来る人たちも結構います。そして、ワインリストは地元ワインが中心。更にメニューには「本日のお勧めワイン」が記載されています。
スイスのワイン、物価も人件費も高いところで作っているので、純粋にワインとして評価するとコスパはいまいちなのでしょう。ですが、「旅行先では土地のもの」が我が家のモットーで、ましてスイスのワインなどスイス以外では目にすることも珍しいものですから、我が家はほぼ連日この「本日のお勧め」に従います。
到着日、1月4日(土)のワインはこちら。
「Salguenen」が村の名前だというのは、いまGoogle Mapで検索してみてはじめて知りました。有名なスキーリゾート、クラン=モンタナのそば。
「Dole」というのが一般的な銘柄名のようですが、、、検索しても出てきません。ワイン法上のAOCは「ヴァリス州」のようです。この州の東半分(サースフェーが属する)はドイツ語圏ですが、ブドウをいっぱい作っているのは主に西の方で、フランス語圏です。裏ラベルは一応仏独両方かかれています。
軽くて、ほとんど渋みを感じない、とっても飲みやすい赤ワインです。
1月5日(日)のワインはこちら。
なんとリースリング! このホテルのリストにリースリングは無いと思い込んでいましたが、よくみたら1つだけありました。それもサースフェーの入山口、Vispの生産者らしいです。こういうのを見てしまうと、とにかく話の種にと、飲んでみたくなりました。この日が唯一、「本日のワイン」ではないものを注文した日。
辛口とはいうものの、Feinherbくらいの残糖感。あっさりしていますが、でもちゃんとリースリングの香りと味がします。裏ラベルの写真を撮ろうと思ったら、ありませんでした。州名AOCらしいことは表ラベルに小さく記載。
1月6日(月)のワインはこちら。
「Gamaret」がブドウ品種名で、これは「ガメイ」(赤)と「Reichensteiner」(白)の交配でできた品種で少量しか作られていない、とリスト(末尾に掲載)に書いているのにあとから気がつきました。初日のワインにくらべると力強い系です。
1月7日(火)のワインはこちら。
この日の宿泊者晩ごはんメニューは「中華風フォンデュ」です。アジア人にとってはとくに中華風とは思いませんが、、、
チーズフォンデュはチーズを溶かした鍋にパンの小片をつけて食べます。ミーとフォンデュは肉の角切りを油の鍋で暖めて食べます。油のかわりにスープストックで肉、魚、海老などをゆでて食べるやつも、スイスの観光地ではちょくちょく見かけ、「フォンデュ中華風」と名づけています。ここのホテルに1週間泊ると1度は出てくるようです。料理人の休養日ではないかと勝手に想像しています。
このメニューの日のお勧めワインがロゼというのは、各種の肉、魚、海老全部食べるからでしょうか。何度も飲んでいるワインですが、はじめて裏ラベルを真面目に読みました。ブドウ品種はピノ=ノワールなんですね。飲んでいて気がつかないのもお恥ずかしい話ですが。。。
1月8日(水)のワイン。
この日のお勧めは「ファンダン」(Fendant)、スイスで一番良く見かける普通の白ワインです。ブドウ品種は「シャスラー」ですが、実はドイツの「グートエーデル」(マイナーな品種ですが)と同じモノ、というのをワインライター岩本順子さんの記事で読みました。
1月9日(木)、最終日のワイン。
これも「本日のお勧め」です。お勧めワインとしてはお値段ちょっと高め。どういうワインなのかとリストの解説を見ました。
ふむふむ、アオスタ渓谷(アルプスを越えたイタリア側)が原産の品種で、今はスイスのごく一部で少量だけ作られている「忘れられた品種」と。こういう文句に弱い私は、迷わずにコレを注文しました。結構しっかりしたワインだった記憶があります。
、、、、、というわけで、スキーとスイスワイン三昧の1週間でした。
by budou-no-sato
| 2014-01-09 20:30